金融経済月報【日銀】09年1月金融経済月報【日銀】基本的見解

金融経済月報【日銀】基本的見解

金融経済月報【日銀】09年1月金融経済月報は日銀から発表されます。そもそも金融経済月報とはなんなのか？それは日銀が公式に発表している経済と金融に関する基本的見解です。いわゆる日銀が今の経済や、今の金融をどお思っているのか。それが金融経済月報です。

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金融経済月報とは・・・
日銀が公式に発表している経済と金融の基本的見解のこと。
日銀は毎月、金融政策の状況や今後を判断するために
経済と金融に関する基本的見解を公式に発表している。

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金融経済月報【日銀】09年1月

金融経済月報が日銀から23日に発表された。

景気の総括判断は３カ月連続で下方修正。
前日までに行われていた金融政策決定会合の議論も踏まえ上で
「大幅に悪化している」と判断。

前月の「悪化している」から「大幅に悪化している」に
表現を一段と後退させ厳しい見解をみせた。

個別項目・・・
輸出と設備投資を「大幅に減少している」との判断に引き下げ。
住宅投資や生産も下方修正。
経済の急激な落ち込みを率直に反映した見解となった。

物価面・・・
消費者物価（生鮮食品を除く）の前年同月比上昇率が
「さらに低下し、マイナスになっていく」との見通し。
石油製品価格の下落に加え、
需給バランスの悪化が物価を押し下げるとの認識。

金融環境・・・
「厳しさが増している」と判断。
資金繰りや金融機関の貸し出し態度が厳しいとする企業が増え、
社債などと国債の利回り格差は高止まっている。
「緩和度合いは低下している」と指摘。

輸出・・・
「大幅に減少」と表現するのは2001年４月以来。
日銀がまとめた昨年12月の実質輸出は前月比9.8％減少。
生産に対する見解の「減少幅はさらに拡大している」は
前月の「大幅に減少」からさらに後退。
内外需の急速な悪化を受け、
この先も「悪化を続ける」との厳しい見方を示した。

金融経済月報【日銀】月別

金融経済月報【日銀】とは

金融経済月報とは・・・
日銀が公式に発表している経済と金融の基本的見解のこと。日銀は毎月、金融政策の状況や今後を判断するために経済と金融に関する基本的見解を公式に発表している。

金融経済月報の役割
日銀の景気に対する見方として非常に注目されている。日銀の最高意思決定機関である政策委員会・金融政策決定会合でまとめられることから日銀の金融政策のを表している。そのため政府が発表する月例経済報告と合わせて、政策の方向性を確認することができる。

金融経済月報の発表の仕方
基本的見解の発表は具体的な数字などではなく、その時々の意思を表すかの様な言葉で発表される。例えば「非常に悪化している」「大幅に改善している」などだ。一見上方修正したのかどうかなどわかりにくそうな感じもするが、おおざっぱな感じがする分景気全体に体する見解がざっくりとらえられるのである意味では非常にわかりやすい発表だと思う。

オススメサイト

米雇用統計
アメリカの雇用統計。経済指標としてとても重要な指標

景気動向指数CI
内閣府から発表される景気動向指数CIの速報サイト。雇用統計と同様に今現状の景気判断を知るために欠かせない指標の一つ。

鉱工業生産指数
鉱工業指数とは日本の鉱業、製造業がどれだけにぎわっているかを表すのにもっとも優れている指標のひとつ。その為、日本の景気動向を表す景気動向指数にも採用されているいわゆる2次統計。

建築着工統計
建築着工統計とは国土交通省が出している統計データの一つで、毎月のもの（月報）と年１回のもの（年報）がある。マンション着工戸数などがお馴染み。

景気動向指数DI
景気動向指数とは景気に関する総合的な指標のことで内閣府から発表される指標である。景気動向指数はＤＩとＣＩの２種類からなり、されにそれぞれについて、景気動向に先行する先行指数、景気動向と同時に動く一致指数、景気動向に遅れて動く遅行指数の3つがある。

産業機械受注
産業機械受注とは日本産業機械工業会が毎月発表している機械受注に関する指標である。全体と内需、外需の受注金額と前年同月比が発表される。